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Atelier Mashenka~世界は悦びに満ちている

アトリエ・マーシェンカのブログです。アート,ダンス,思索・・・etc.

El Fuelleのタンゴコンサート 


佐藤美由紀さんの率いるEl Fuelle(エル・フエージェ)という
タンゴバンドのコンサートを聞きに行った。

タンゴ、いい。
もともとピアソラが大好きだったけど、
生で聞いたり、ダンスを見たりするのは初めて。
古典からモダンタンゴまでダンスやボーカルも交えて多彩な構成だった。

1部では「カナロ・イン・パリス」の演奏に泣きそうに感動した。
ダンスでは「天使のミロンガ」が特に素晴らしく、一瞬も目が話せなかった。
そして自分も一緒にミロンガを踊っているのを感じた。

2部ではさらに感動してしまい、特に後半は泣けてきて仕方なかった。
タンゴの音やリズムはひどく私にしっくり来る。
緊迫感と叙情性。ダンディズムと艶やかさ。マイナーな音。

「エル・チョクロ」は重厚で迫力があり、まさにタンゴの王道といった感じだった。
ラスト近くの「ブエノスアイレスの冬」は泣きながら見た。
演奏もダンスも素晴らしくて、見ている私も渾然一体となり、
時間のない空間に酔うようだった。

何だろう?

抑制しつつも、暗い情熱の炎を垣間見せる男と女のダンス、
踊る女は奔放というより、意外にも何故かひどく貞淑さを感じられた。
胸をかき立てられるバイオリンのロングトーン。
コントラバスの身体のしんに響くリズム、時折バスの本体を叩く音。
心にひっかき傷を残していくようなギター、バンドネオンの哀愁ただよう音色。

そして低音、高音、迫力と繊細さ、自在に駆使して走り続けるピアノ。
美由紀さんはポンポン跳ねながらリズムにのってピアノを弾いていた。
そして時折鳴らすヒールの靴音。鋭くスタッカートで、空間を切る。
かっこよかった。

それぞれの人生を感じた。
今、一瞬を、音楽にダンスに歌に賭けている人たち。
その情熱と真摯さ。その姿にただ心打たれた。



カテゴリ: 音楽

スレッド: 音楽 - ジャンル: 音楽


tag: タンゴ,El  Fuelle,佐藤美由紀 

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