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Atelier Mashenka~世界は悦びに満ちている

アトリエ・マーシェンカのブログです。アート,ダンス,思索・・・etc.

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森有正、バルト、サルトル 


佐古純一郎「森 有正の日記」、ロラン・バルト「明るい部屋」を先日再読し終えた。

パリに住み、パリに没した哲学者・森 有正の言葉。
今回共感したのは
「死を怖れる心から、死を待つ心へ」「本来的自己」「円環的復帰」
「ノートルダムも法隆寺もない国へ」「定義すること」・・など。
ここ最近で私の中での変化もあったため、
前回読んだときはぴんと来なかったことも、
今回はより感慨深く感じる部分もあって、再読の意義は大いにあった。

フランスの思想家・バルトの遺作「明るい部屋」は写真論であり、
彼の亡くなった母親へのレクイエムでもあるという。
感性を刺激されるような魅力的な文章なのだが、内容は私には難しい。
写真の特異性。
写真を絵的に見てしまう私には、なかなか理解ができない。


今は、木田元先生の「現象学」を再読している。
フッサールから始まり、ハイデガー、サルトル、メルロ=ポンティと
それぞれの現象学との関わりや広がり、展開を追っていく内容。

先月、演劇学校の同期会をやったときに、
来年夏、劇団の本公演でサルトルの戯曲「汚れた手」をやることを聞いた。
「トロイアの女たち」にも話が飛び、懐かしかった。

公演を見に行くときまでには、「汚れた手」をぜひ読んでおきたいし、
これを機に、来年はサルトルやその周辺に少しずつでも取り組んでみたくなった。
それで、まずは手元にある木田先生の本を通勤バッグに入れたのだ。

私が大学の哲学科に行きたいと思ったきっかけは、
高校の倫理の教科書に載っていた、
サルトルの「実存は本質に先立つ」という言葉だったにも関わらず、
その後、恥ずかしいほど読んでも学んでもいない。

昔魅かれ、挫折したものにまた取り組みなおすこと。
それもいいなと思えるようになった。



カテゴリ: 読書

スレッド: 哲学/倫理学 - ジャンル: 学問・文化・芸術


tag: 森有正,バルト,サルトル,哲学,木田元 

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